御徒町を知る(周辺の見どころ)
【不忍池】
不忍池と書いて「しのばずのいけ」と読みます。現在、上野公園になっている高台を「忍ケ岡」と呼んだので、その下にある池は不忍の池になりました。
【摩利支天(まりしてん)】
御徒町駅のホームの上野駅側に立つと、西側にアメ横商店街の一角が見え、その屋上に「摩利支天」と看板の出ている寺院がある。その字面と「まりしてん」の音の響きのやさしさに、どんな神様か気になっていたので調べてみた。ここは妙宣山徳大寺が正式名称だが、一般には下谷摩利支天、上野摩利支天で通っている。
【コンゴ大使館】
大使がこの街を気にいったということで、アフリカのコンゴ民主共和国の大使館が浅草橋5丁目にあります。
コンゴは、日本でも何回か公開された巨大なダイヤモンド、ミレニアムスター203cts(現在はルイ・ヴィトンが所有)の産地です。
また近年は紛争ダイヤモンドの当事国として、ジュエリー業界では馴染みのある国です。
【文豪・森鴎外ゆかりの宿・水月ホテル鴎外荘】
明治の文豪・森鴎外が「舞姫」を執筆した旧邸を保有する温泉旅館です。
【旧岩崎邸】
旧岩崎邸は、江戸時代は越後高田藩榊原氏、明治初期は舞鶴藩牧野氏の屋敷でしたが、
その後、三菱コンツェルンの創設者・岩崎家のものとなりました。1896年(明治29年)に、現在ある岩崎家本邸が完成しました。
【西郷隆盛銅像】
浅草出身の彫刻家・高村光雲による上野公園のシンボル。桜島産の犬を連れ、腰に吊るしているのは兎の罠です。
【国立西洋美術館】
松方コレクションが核となっている美術館で、ロダンの「考える人」があります。